ホリデイズで家を建てる

サラリーマンが家を建てる備忘録です。

痔について その1

今回、家づくりからは脱線しますが、痔にまつわる話を。

主人としては、入院を伴う手術は2回目。

1回目は鼻中隔湾曲症の手術でした。ただ、この時は手術は全身麻酔だったものの

入院期間は5日間で、痛みなども薬でコントロールできる程度でした。

 

まあまあ、それくらいの感覚で、痔の手術に臨みましたが、完全に

期待を裏切られる結果となりました。手術期間も入院が2週間。

その後自宅療養が1週間と長丁場です。

 

手術前には検査入院がある為、前日からの入院となります。

大腸の検査をする為に、下剤を大量投入される為、殆ど寝られませんでした。

普段から下剤など飲んだことがない為、死ぬほど効果が・・・。

 

翌日、フラフラになりながら説明等を受けます。

肛門は使用しながら直すことが鉄則であるとの説明がありました。

そんなの当たり前だろう・・・と特に気にもしていなかったのですが

後程、その言葉の意味が分かる時がやってきます。

 

病室も個室にするか?悩みましたが、結局、相部屋にしました。

医療保険で差額は払えるので、特に金銭面の問題はないですが

結果的に相部屋で良かったです。

 

皆、いわゆる恥部を患っているだけに、すぐに病室のメンバーと打ち解けます。

また、死ぬような病気ではない為、かなり自由があり会話も弾みます。

 

次回は手術とその後を書きたいと思います。

家のイメージ

いよいよ設計士を交えて、イメージを形にしていく作業となります。

担当となったのは、我々より少し年配設計士と、若手の設計士 2名です。

 

注文住宅である以上、妻は詳細まで拘りたい考えだったので

細かな部材に至るまで、検討を行っていきます。

 

ただ、今のところ概要は決まっているけど、現実味がない感じ。

実用性と意匠性など、背反する部分も良くわからない状況。

 

後々の労力を考えると、割り切って建売を購入することもありかと

今になって思うけれども、痒い所に手が届くわけではないので、やはり注文住宅かな。

 

コンセプトは、夫婦で海が好きなので、どこにいても海っぽい感じが

感じられる家にする事。だから、色も青、白を基調に考える。

 

1階は来客も想定して、少し生活感のない拘った仕様にして、2階は機能性を

重視したい。

契約

2018年5月。最後に他の地場工務店等も回りましたが、妻の決意もあり

ホリデイズで家を建てる事を決断しました。

 

未だに良くわからないのが、ホリデイズ?アップレボ不動産?KULABO

契約書はアップレボ不動産との取り交わしになっています。

 

また、営業マンからは過去のフェイスブック事件(施工不良)の話があり

従業員一同、品質意識改革を行ったと説明がありました。

 

それに伴い、年間の受注を制限し(棟数制限)施工管理をしているとの事。

 

営業マンとは、以下の約束をしました。

・品質の良い家を建てる事。

・ローンや銀行の関係も相談に乗るので、協力してやっていく事。

・施工現場の見学はいつでもウェルカム。

 

ん~ 今思えば、約束と言っても大した事ないな・・・。

 

正直なところ、岡崎のモデルハウスの施工は雑なので、品質は心配していました。

だから、ギャンブルの逆張りというか、地場で施工棟数も多くないので

悪材料が出尽くして、良い家を建ててくれるかも?という淡い期待を持っていました。

 

そして、工事請負契約書の取り交わしを行います。

 

今になって思えば、設計と工事の契約を分けても良かった・・・むしろ分けたほうが

良いと思います。後々、詳細は書こうと思いますが、設計しているときに

話が食い違ったり、トラブルがあっても工事請負契約を結んでいると

プレカットの部材発注等との絡みもあり、後戻りができないからです。

 

実際に設計と建築を分けて契約した人はどれくらいいるんでしょうか?

契約した時に、ある程度大枠は決めたつもりだったけど、本当は全然足りなかった。

 

今から家を建てる人は、とにかくできる限り仕様を決めるべきだと思う。

契約時の違和感

いよいよ契約書の取り交わしを行おうとしている時、違和感を感じる事がありました。

 

契約前の資金計画書には、写真の条件が記載されています。

f:id:samuraikatana999:20190416003610p:plain

契約前

 

しかしながら、契約時の資金計画書は写真の通りになっていました。

f:id:samuraikatana999:20190416004057p:plain

契約時

んんんん??

耐震等級3相当が消えていますよね?

営業マンとの関係もありますが、一応、なぜ耐震等級3相当が消えたのか?

説明を求めました。

 

営業マン曰く、ホリデイズで家を建てる場合、耐震等級3に通る設計になっているので

申請すれば耐震等級3は獲得できる。だから、そもそも記載する必要はない。

地震保険の絡みで、耐震等級3が必要な場合はいつでも申し出て下さい。

 

このような説明がありました。私もメーカー営業の端くれなので、~相当の意味は

理解しているつもりです。メーカーが~相当と記載する場合は、通常3パターンです。

 

1 申請などによって、いつでも基準はクリアできるが申請費用等を考慮して

  あえて~相当と記載する場合。

 

2 性能において自社試験では基準をクリアできている、またはそれに準拠している為

  あえて基準を獲得することに重きを置かない場合。

 

3 仕様によっては基準をクリアできないが、追加工事などでクリアできる場合。

 

上記から考えると、耐震等級3相当 ≠ 耐震等級3 だと思うのですが。

 

どちらにしても、営業マンとは今後の付き合いもある為、説明を信じる事としました。

ただ、心の中では、営業マンの説明を信じるのであれば、そもそも記載しない理由は

ないのではないか?と素朴な疑問が残りました。

 

結果的に、この件は後でモメる事となります。その件はまた、のちほど。

契約に向けて その2

この頃・・・私事ですが、痔の手術で2週間ほど入院をしました。

そろそろ契約を考えていたこともあり、営業の若い人と責任者が二人で

病院に打ち合わせに来てくれました。

 

今思えば不十分でしたが、ある程度の仕様を確定してから契約しようと考えていたので

図面の変更など、自分たちなりに考えを巡らせたように思います。

 

また、ネックになっていた外壁を確定させました。

ガルバリウム鋼板が想像以上に高かった為(差額150万円)、他の選択肢を

考えました。主人としては塩ビの外壁もありかな?と考えていましたが

候補だった信越のポリマパネルが廃盤となってしまった事と、妻にとっては

物足りないデザインであった事があり、サイディングを候補に入れる必要が出てきました。

 

ただ、シーリングのトラブルを考えると、極力、シーリングを使用したくなかったので

ほぼ、選択肢がなくなってしまいました。

 

(完全ではないものの)シーリングレスを実現する事を考えると、

いわゆる、あいじゃくりなので、ATのガーディナルかニチハのフュージェに絞られます。

 

結局、ホリデイズの取り扱いがある?フュージェにしましたが、それでも

14㎜のサイディングとの差額で、100万円が必要でした。

 

そして、最終的に契約に至るわけですが、違和感を感じる事態が発生します。

今思えば、この時に議事録を残しておけば良かったのですが、営業マンとの

信頼関係もあるし、最初から細かい事を言うのも気が引けたため、

営業マンの説明を信じる事としました。

契約に向けて その1

 2018年3~4月頃・・・。

図面や仕様を決めていきます。

 

当初、追加予算となりそうな項目は以下の通り。

・外壁 ガルバリウム鋼板 150万円

・ダウンリビング 30万円

・サイドフード費用 10万円

・キッチンカップボード 30万円

・洗面追加造作 50万円

・水回り2F工事 10万円

・TV背面ヘリンボーン仕様 20万円

・サッシ追加 20万円

・小屋裏収納 100万円

・浴室マジックミラー 3万円

 

まず、外壁については想定外の予算となりました・・・高すぎる・・・。

ホリデイズは、14㎜のサイディング(釘打ち工法)が標準となりますが

差額で150万円!? 説明では耐火構造にする為、プラスターボードを入れて

3×10板も貼るので、かなりの手間になるからとの事。ここは要検討。

 

キッチンや洗面は機能性と、良い意味で生活感がない方が良いので

拘りたいポイント。

 

水回りを2Fにするのは、すべての導線を直線にする為、仕方ないと割り切った。

風呂→洗濯→室内干→クローゼット

特に、花粉だPM2.5だと外に洗濯物が干せない・・・雨の心配をする・・・

結局、日本ではどこかの部屋が物干しスペースになっている気がする。

 

であれば、最初から割り切って1部屋を物干しスペースにする妻の案に賛成。

 

リビングのTV背面は、何かしらかっこよくしたかった・・・から。

 

浴室のマジックミラーは、浴室が2Fだから外から見えないように。

ただ、こちらからは景色が見たいと思ったので・・・暫定で。

工務店選び

家を決めるとき、他の人はどれくらいのビルダーを訪問しているのでしょう?

昨年の年明けから4月くらいまで、私たち家族は、ハウジングセンター等を含め、20~30件程度まわった様に思います。

 

その中でも、設計の方がとても親切だった、ローコストビルダーを主軸に

どのような家を建てたいか?家族で話し合い、選定作業をしました。

 

最初の条件は、こんな感じでした。

 

妻の要望

・リビングとつながるようなデッキ部分を作って、中庭的な感じにしたい。

・リビングはダウンフロアにしてみたい。

・玄関を2WAY(家族向けに収納やコートをかけるスペースと、来客スペースを

 分ける)にしたい。

・とにかく、家事導線重視。

 

旦那の要望

・構造は2×4もしくは2×6、軸組だとしても耐力面材を使用したハイブリットが良い。

 →なるべく高気密、高断熱にしたい為。

・基礎には白アリ対策でターミメッシュ等で物理的に開口部分を対策する。

・断熱は成型のウレタンフォーム(60㎜以上+硬質ウレタンフォーム吹き付け)が

 良い。

・サッシはアルミ+樹脂もしくは樹脂+樹脂のLow-E複層ガラス以上。

・換気は1種換気。

・外壁は軽いに越したことはないので、オメガボード、樹脂サイディング、

 ガルバリウム鋼板、できればシーリングレス。

・透湿シートはデュポンのタイベックシルバーくらいのグレード。

 

そんな中、とりあえず3社に候補を絞りました。

 

1 地場のローコストビルダー

  →前述の通り、設計士がとても親身になって打ち合わせをして頂き

   とても好印象だったため。

 

2 三井ホーム

  →家として、求めていたものに一番近かった。特に外壁の塗り壁も

   良い品質だと思っているから。また、同じ営業として、営業マンが楽しかった。

   「あなたは三井ホームで家を建てる事のできる、幸運なお客様です・・」

   という強気?な営業スタイルが好きだった。

 

3 ホリデイズ

  →旦那としては、過去のフェイスブック事件(施工不良)を知っているので

   否定的に考えていた。モデルハウスも施工品質が高いとは言えないが

   コンセプト?雰囲気?なのか、妻のお気に入り。

 

ここで一つ問題が発生します。

主軸にしていたローコストビルダーは、2×4の絡み?断熱の絡み?で、構造上、ダウンフロアができないとのことでした。また、ローコスト故にデザインの自由度があまりありませんでした。さらにキッチンやUB等の標準装備が心もとない感じで、私たちとしては候補から外さなければならない状況となりました。

 

ただ、家を買うきっかけを作ってくれ、ローンの相談までとても親身になってくれた

ローコストの設計士さんには感謝しています。

 

上記より、私たちの家は三井ホームとホリデイズの一騎打ちとなるのですが、三井ホームは予算的にぎりぎりの金額でした。今後、地盤改良や追加工事等が発生する事を考えると、少し余裕を持っておきたいと思い、最終的にホリデイズで家を建てる事を決断しました。